nailを構成する要素は色、形、そしてデザインである。
しかしこれら全体で、デザインをするとも言える。
nailのデザインの中のデザイン。
それは模様や表現様式のことと捉えるのが一般的だろう。
nailをデザインするとは、nailが何かその本質を考えることが大前提である。nailとは何か。美を追求する行為であり、気持ちを快にする行為である。楽しむとか、可愛いとか、そういった視覚からくる快もあれば、爪を保護するといった物理的な快もある。
爪の保護はもう技術一辺倒である。そこに何のデザインの介入もない。
ここで言うデザインとは、この美への追究、物理的以外の快を目的とするものである。nailのデザインとは美への追究、物理的以外の快の追究。
ここに新たに時間のデザインが加わる。